むち打ち症になる最も多い原因は自動車の追突事故です。
むち打ち症の特徴は、軽い事故であれば受傷直後の検査では異常が認められなかったり、自覚症状
も無かったのに、2~3日後から症状が現れ、だんだんに痛みが強くなることです。
治療を怠ると頭痛、めまい、耳鳴り眼精疲労などの症状を持続することがあります。
♦頸椎捻挫型
頚椎の周りの筋肉や靭帯、関節包の損傷です。 むちうち症全体の70~80%を占めているとされています。「首の後ろや肩の痛み」「だるさ」「頭痛」「重い」「運動制限」などが特徴です。
♦根症状型
頚椎神経根の圧迫や引き伸ばされることにより、
「首の痛み」「腕の痛みやしびれ」「だるさ」「後頭部の痛み」などが現れます。
♦脳髄液減少症
脳を保護する層が何らかの原因により穴があき脳脊髄液が漏れることにより脳を安定することができなくなり頭痛、めまい、吐き気、耳鳴り、背中の痛みなどの症状を伴うことがあります。